糖尿病は単に肥満や飲酒、喫煙などが原因となって起こるわけではありません。子供も将来的に糖尿病になる確率が高いのですが、これは食生活や生活習慣が影響しているからです。一緒に生活し同じ食べ物を食べているので、夫が糖尿病を発症した場合妻もなる確率が大変高くなります。2型の糖尿病やメタボは類似しやすいことが海外の研究によって発表されており、リスク因子が高いことがわかりました。そのため健康診断でどちらかに糖尿病や高血圧の判定がされた場合、家族も数値の異常が見られることがあります。
問題意識を共有するためにも保健指導は夫婦や家族で一緒に行う、お互いに励ましあい生活や食生活の見直しを図ることが大切になります。