日本人に親しまれている緑茶。この緑茶に含まれるカテキン・EGCgが、糖尿病の予防に役立つことが報告されています。
主に肝臓で合成されるタンパク質であるセレノプロテインPは、人体には必須のタンパク質ですが、増えすぎると糖尿病を悪化させてしまいます。増えすぎた「悪玉」タンパク質は、血糖値を下げるインスリンの分泌を抑制してその効果を弱めるため、糖尿病患者ではこれを一定に保つことが重要とされています。
緑茶に含まれるEGCg(エピガロカテキンガレート)は、セレノプロテインPを下げる遺伝子に似た構造をしています。EGCgは緑茶に豊富に含まれているカテキン類のひとつで、糖尿病を予防する効果があることが知られています。
◎抗酸化作用
◎コレステロールを低下させる作用
◎抗菌作用
これに加え、緑茶の新たな健康効果が解明されています。